【映画】Fate stay/night Heaven's Feel感想
どうもあるくです。
待ちに待ったFate stay/nightの映画を観てきたので軽く感想を書いていきたいと思います。
ネタバレがあるので苦手な方は回避してくださいね。
長年UBWやセイバールートばかりが、映像化される中不遇ヒロインとか言われ放題されていた桜のルートがようやく映像化され…桜党のぼくはそれだけですでに大歓喜なわけですが…3部作の1作品目としては申し分ない滑り出しだったと思います。
◎シーンのセレクト◎
原作自体は3つのルートで総プレイ50時間前後のことを考えると単純計算で1ルート17時間はかかる目算になります。アニメ映像ということで表現を簡略化できるのを踏まえてもかなりの取捨選択が要求されるんだろうなとは思っていました。
それでも序盤のシーンは大切だしどう描写するのだろうと思っていたところに士郎がランサーに殺されるシーン、凛に助けられるシーン、そしてFate stay/nightの象徴的なシーンであるセイバーとの出会いをまるごとモノローグにして大胆カットをぶち込んでくるとは思いもよらずかなりびっくりさせられました。
よくよく考えてみると凛に助けられるシーンやセイバーとの出会いのシーンはセイバー、凛と向き合うのには必須の場面だが、桜との関係性を描いていくにあたってはあまり描写の必要がないということとこの映画は桜と士郎の物語だ!というメッセージだったのかなとも思います。
こんな感じで随所にサクッと重要シーンがカットされているのでFGOだけの人や今回初見という人に対して親切な作りはしていないとも思います。
(私自体が、10年来の型月オタクなのでこう思いましたが初見は初見で感じるものももちろんあると思います)
◎桜ちゃんが無限に可愛い◎
言葉の通り。桜ちゃんは無限に可愛い…流石正ヒロイン!!!
好きなシーンいくつかあるんですが1つ抜粋すると士郎が弓道部に所属しているシーンから怪我をして片手が使えないってところがあります。片手を使えない士郎のために桜ちゃん(中学生)が押しかけ妻にくるんですよ…!!まじかわいい。
(直接の描写はないけど、慎二が腕を使えない士郎のために桜を派遣してるわけです…たまにはいいことするなアイツも)
この時の桜ちゃんは目のハイライトがない状態で家事も出来ないし、あんまり喋りもしない。この辺りの背景は続編で描写がある(はず)ので割愛しますが、生きる活力のない桜が士郎との交流をする事でだんだんと目にチカラが戻り、家事を覚え、会話も増えてくる。この徐々に二人の関係が変わっていくのを◯年前、何ヶ月前とじわじわ懇切丁寧に描写し、そして今…と繋げていく。この場面はひっっっっっっっっじょうにエモいので是非見てほしい。おれはこれが見たかったんだ……ありがとうufotable…
他にも推しシーンはいくつかありますがとりあえず一番覚えてるのはココでしょうか。
◎慎二の気持ち◎
セイバールート、凛ルートどちらにしても慎二自体は登場するんですがその二人のルートでは大きな役割を持っていないため、なんかうざいワカメみたいな奴くらいの描写しかありません。
桜ルートであるHFでようやく彼にもスポットライトがあたります。この慎二っていうキャラクターは本当にめんどくさくて、うざくて、ひねくれてて、でも憎めなくてみたいな不思議なキャラクターなんです。作中で桜が慎二のことを『嫌いな人が好き』みたいな表現をするんですがこの言葉の通りでほんとにめんどくさいキャラ。そんな奴だけど、他の人の何十倍も士郎のことを見てるし、士郎の異常性にも気づいてもいる。
割と象徴的だなぁと思っているのは弓道場の掃除を頼むシーンで普通断るだろうと思いながら言ったにもか変わらず士郎は笑顔で了承してしまう…それに対しての怒りをあらわにする慎二。
こんなに慎二の心象を描写してくれるとは思わなかったのでびっくりすると同時に嬉しかったなぁ。他にもいろいろあれな描写がありましたがともかく慎二にスポットライトが当たってよかった!
主だった感想ポイントは上記の3つでした。
他にも細かいこと言えば、綺礼の熱い暑い麻婆豆腐サービスシーンとかランサーの走り方とか、呪腕の見せ所とか言いたいことはいくらでもあるんですが、流石に書ききれないのでこれくらいにしておきます…笑
◎終わりに◎
続編も2018年公開と決まり、また来年も映画見るまでは死なねえなぁ?とか言いながら過ごす自分が見えるようです。
FGOも剣豪勝負がくるなどFate 界隈がグッと盛り上がって来てるのでそれを楽しみつつ過ごしていきたいですねぇ(*'∀'人)
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
ではでは(*'∀'人)♥