【ダブル】レジギガスドガススタンダード【S12】
どうもあるくです。
S12でドランキッスの後に使っていたレジギガスの構築になります。かがくへんかガスがソードシールドにて追加されたことでレジギガスは実質大幅強化を受け、一気に実戦級になりました。ということで早速使ってみたくなってきましたね…?
構築経緯
レジギガスが使いたい!!
→は確定。
のスロースタートの特性を消すことができる相棒が欲しい。
スロースタートを消す候補としては
◎かがくへんかガス(マタドガス)
○シンプルビーム(ラティアス他)
○なやみのタネ(エルフーン他)
○なかまづくり(アイアント他)
などがありますがダイマックスしているポケモンに効果がなかったり、ギミックに1手必要な点などそれぞれ一長一短ですが、今回は即時反映でレジギガスが苦手な格闘タイプを牽制できる(ほんとうか?)ガラルマタドガスを相棒に選びました。
→が確定。
レジギガス&マタドガスのコンビは特性に頼ったパーティに非常に耐性がありますが、素直にダイドラグーン等を連発してくるドラパルト絡みなどのパーティを苦手とするのでドラパルトと対面で打ち合えるポケモンを裏選出で出せる形にしたいです。ドラパルトと打ち合えるサブエースとしてジュラルドンに白羽の矢が立ちました。
→が確定。
せっかくジュラルドンを採用するのだからじゃくてんほけんギミックを入れてトリックルーム耐性をついでに付与したい。甘殴りできる起動役としてゴリランダーをチョイス。
→が確定。
ゴリランダーはグラスフィールドでじしんを半減できる他、終盤にグラススライダーで〆ていく動きもできて◎
ここまで採用してポケモンたちは飛行タイプと鋼タイプへの打点が乏しかったのでそこを補強しつつ、地面の一貫もついでに切りたい。
→
タイプ一致の電気打点とサブウェポンにねっぷうを採用したサンダーをチョイス。数値が高く、はねやすめとかいでんぱで詰め筋を担える点もGOOD。また構築的に重めなカミツルギ焼却も担当してもらった。
最後の1枠は鋼に打点を持ちつつ、ドラパルトもにらめるウーラオスをチョイス。ダイスチルを積まれやすいレジギガス&マタドガスなのでスチルを無視しながらうてるあんこくきょうだはとってもえらい。
→
完成!
個別解説
レジギガス
本構築の大エース。マイナス特性を持つもののそれを除けば圧倒的な火力、並外れた耐久に高いすばやさと全てを兼ね備えたポケモン。エースとして相手を倒していって欲しいので火力UPアイテムの命の珠を持たせた。色違いを粘った甲斐があったのか要所要所で自覚のある個体でした。
メインウェポンのギガインパクトは確定。ノーマルの通らない鋼タイプを意識して10まんばりきを、ゴーストへの打点としてDDラリアットを選択しました。DDラリアットはダイスチルをとても撃たれやすいので能力上昇を無視できるのもポイント高かったです。ダイアースを積んだレジギガスが無限に強かったのでダイスチル積めるアイアンヘッドなども選択肢かなと思います。
物理のアタッカーですが、マタドガスと組む関係で威嚇はあまりもらわないので鬼火持ちをしっかりマークするプレイングが大事です。あとマタドガスが倒されてしまった後、放置されることが多いですが無視され倒した挙句、調子を取り戻すこともままあるのでスロースタートのターンは数えましょう。なおスロースタートのターンはパラメーターの表示がありません。
マタドガス
マタドガス毒妖@くろいヘドロ(かがくへんかガス・おだやか)
171(244)-99(0)-140(0)-105(0)-116(124)-98(140)
マジカルシャイン/ちょうはつ/まもる/みがわり
ぽけっとふぁんくしょん!
レジギガスの相棒枠。レジギガスが存命のうちに破壊されるとレジギガスが元気をなくしてしまうので生きてることが仕事です。物理耐久自体はそこそこあるのでサブウェポンで弱点つかれる程度ではワンパンされません。技構成は長く生き延びて欲しいのでまもるは確定。レジギガスのダイアタックで相手のすばやさを下げた後に上から置くことで延命できるみがわりをチョイス。ウーラオスへの打点としてマジカルシャインと最後1枠はトリックルームを使わせないためのちょうはつで4枠埋めました。他の候補技としては物理耐性を付与できる鬼火、場持ちをよくできる痛み分け、追加効果を期待できるヘドロ爆弾あたりもかなり有用なので悩みどころです。またこらえるいたみわけもほぼ3ターンの延命が約束される点で面白いかなと思いました。
(まもる→こらえる→いたみわけorまもる)
サンダー
サンダー電@オボンのみ(プレッシャー・ひかえめ)
197(252)-99(0)-105(0)-165(40)-137(212)-121(4)
10まんボルト/ねっぷう/かいでんぱ/はねやすめ
ぽけっとふぁんくしょん!
後半戦でいぶし銀の活躍が光るポケモン。特殊耐久を少し振っていてかいでんぱ&はねやすめで終盤に詰め筋となれる点がめちゃくちゃ偉かったです。役割遂行観点から10まんボルトとねっぷうは確定。残り2枠にはぼうふう、まもる(みきり)、はねやすめ、かいでんぱ等の候補がありますが詰め役としての能力を重視してはねやすめとかいでんぱをチョイスしました。たた無限にまもるが欲しい場面があったので非常に悩ましいです。マタドガスが倒れた際にサンダーにダイアースの能力上昇を吸わせて要塞化するルートも覚えておくと詰めるルートが増えてGOODです。構築的に重めなカミツルギはサンダーで焼くつもりで体力調整ができると尚よし。
ジュラルドン
ジュラルドン@じゃくてんほけん(すじがねいり・ひかえめ)
177(252)-103(0)-136(4)-165(80)-89(150)-109(32)
てっていこうせん/りゅうせいぐん/10まんボルト/あくのはどう
ぽけっとふぁんくしょん!
本構築における裏エース。レジギガスが苦手とするトリックルーム相手とドラパルト等のダイドラグーンを押してくる相手を一挙に倒す任務を帯びた。後述のゴリランダーの地震からじゃくてんほけんを起動して相手のトリックルームを許さない動きがとっても強い。またダイスチルによる能力上昇はサンダーとの相性もバッチリ。すばやさ操作が乏しいパーティなのでダイマックスしたときの消耗の激しさが唯一の懸念点。改良するならばジュラルドンが3ターン生き延びれるための一工夫を入れた構築にしたい。
ゴリランダー
ゴリランダー@とつげきチョッキ(グラスメイカー・いじっぱり)
192(132)-194(252)-111(4)-72(0)-98(60)-113(60)
グラススライダー/はたきおとす/ねこだまし/じしん
ぽけっとふぁんくしょん!
いつもの相棒枠。今回はジュラルドンのサポートと終盤のスイープ、水タイプを担当する。今期はカプレヒレくらいしかよく見る水タイプはいなかったが、なんだかんだ出したらある程度活躍してくれていた。持ち物のとつげきチョッキは疑問枠で(またか)チョッキのおかげで耐えたという実感を得られなかったのでハチマキやまもるを採用してバコウの実やきせきのたねの方がよかったかもしれない。
ウーラオス
最強のタスキ枠。1匹いれておくだけでサマヨール、クレセリアあたりのトリックルーム使いに大ダメージを与えられる。先制技持ちかつ、能力上昇系も無視できる要素は唯一無にでとっても偉い。
選出
基本選出
+サンダー+ウーラオスなど
基本の選出。レジギガスで荒らして後発のウーラオス、サンダーで〆る。サンダーより遅い特殊アタッカーはサンダーで詰められる点がポイント。またダイスチルで積まれてもウーラオスのあんこくきょうだ圏内まで削っておけば後ろから処理が間に合うので覚えておきたい。そのほかダイアース2積みのマタドガスで詰めれるシーン等もあるので誰から削ってどう詰めるかを考えて動けるとぐっと動かしやすくなります。
対トリックルーム
+ジュラルドン+ゴリランダー
+サンダー+ウーラオスなど
対指トリル等。ゴリランダーのじしん+ジュラルドンのダイアーク、スチルで大体のトリックルーム起動するポケモンは倒すことができます。またダイスチルでの能力上昇とサンダーの相性もばっちりなのであと投げする選択肢も持っておくと詰め筋がわかりやすくなって◎
改善点
・レジギガス出せない時の裏選出の強化が必要。
→レジギガスが出せない場面はジュラルドンを出すことが多いんですが、ジュラルドン残り3匹にレジギガスとマタドガスが絡めないので選出パターンがちょっと窮屈です。
マタドガス自体はウーラオスあたりには強いものの他の役割を持ちにくいため、パーティ全体の出力を落としている感があるので裏選出の時にマタドガスの役割を持たせればパワーUPできるかなと思います。
・S操作が乏しい
→ジュラルドンとその取り巻きにすばやさ操作がないので後攻を取りやすく、ジュラルドンの消耗が激しすぎるのもネックです。じゃくてんほけん発動後できればダイマックス終了時まで暴れ倒すことができる形したいのでこの指要員の採用などなにかしら工夫が必要です。またジュラルドン以外の別の裏選出を考える必要があるのかも。
・基本選出時のジュラルドンが物足りない。
→基本選出時はほぼほぼレジギガスにダイマックスを譲るのでダイマックスしないジュラルドンに必然的になってしまうのですが、ダイマックスしていないジュラルドンのパワーが少々物足りない。またそもそも基本の選出に絡んでこれないところも全体としてパワーを考えるとちょっと勿体無いのかもしれない。
戦績
レート1800越え(*'∀'人)!最高412位
最終日に溶かして最終1400位
おわりに
どうだったでしょうか。初組みのレジギガス構築ですがびっくりするほどレジギガスが強いので試しに使ってみてください。また次シーズンにお会いしましょう。