【雑記】弱キャラ友崎くん9感想

 

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どうもあるくです。

弱キャラ友崎くんの最新刊にあたる9巻の感想です。ネタバレ大いに含みますので気になる人は注意。

 

1月のアニメに合わせた最新刊のリリースはよくある話ですが、その結果いつもより早い刊行ペースで読者としては嬉しい限り。さっそく感想に入っていくんですけど箇条書きでつらつら書いていきたいと思います。

 

◎菊池さんとの関係

正直前巻の終わり方を見てぼくは菊池さんと破局するエンドなのかなと内心ビクビクしていました。メインヒロインとして日南を据えている以上、最後にとなりに居れば良い(ラオウSS)って感じで他のヒロインと付き合った結果、メインヒロイン、日南への恋心を自覚したぜ遊戯!みたいなのよくあるじゃないですか。そういう話の筋も嫌いじゃないけど、食べ飽きている私にとっては安直な結果に着地させなかった屋久センセをめっちゃくちゃ褒めたいです。すごい!偉い!カッコいい!!

菊池さんと破局しないためのロジックは結構難航したのかな?と読んでいて思いましたが上手くまとめて納得感のある着地になっていて大満足です。

 

◎菊池さんがかわいいね

菊池さんまじ天使。ほんまに天使。付き合ってからの可愛さ爆発してます。嫉妬する女の子キャラって個人的には大好物なんですけど、話の流れ的にめっちゃ嫉妬してくれてとっても良かった。特に日南に紹介してもらったサラダの美味しいカフェを誰から教えてもらったかバレるところはワクワクがとまりませんでした。オフ会でてきたレナちゃん、友崎くんの攻略に密接に関わってる日南、みみみととりまく女性陣がしっかり菊池さんに圧をかけた結果に満足しています。

 

◎みみみ

今回みみみはいい役割をもらったなあと思います。章タイトルの『』が内容を拾いながらオタク界隈っぽい言葉選びでちょっとにっこりしました。友崎の彼女ダービーには惜しくも負けてしまったみみみでしたが、みみみの明るさ、光の属性は友崎を踏みとどまらせるに足るパワーがありました。一度振られたヒロインがいい女であり続けるというのはキャラの強さを感じられてとっても良きです。

 

足軽さん

実は本巻の最重要キャラ感ある人。脳内イメージおっさんなんですけど描写的にはお兄さんのはず。友崎の将来に対しての気づきや菊池さんとの関係まで出てきては場面を好転させて帰っていく背中は頼れる漢を感じさせます。今後もちょこちょこ出てくるポジショニングなのでにまにま追いかけていきたいキャラになりました。