どうもあるくです。今期はルールが変わり禁止伝説ポケモンを一体採用できるルールになりました。初めての伝説戦だったので試行錯誤したシーズンになりましたが使用した構築を紹介したいと思いますので見てやって下さい。
構築経緯
伝説戦だあああああああ(ドコドコドコ)
実は伝説戦をほとんどやったことがなかったのでどんな環境だったのかなということで過去文献をペラペラとめくっていくと
カイオーガやべえ!ゼルネアスやべえ!(要約)初心者は最強のゼルネアスとカイオーガから使い始めよう!!ということがいたる文献で散見されました。まあある程度真実なんだろうということで記念すべき伝説戦デビューはゼルネアスを使うことにしました。
→ゼルネアスが確定。
ゼルネアスはジオコントロールで特殊耐久を上げることができるので物理方面にデバフしつつ、相性のいいポケモンおらんか?というところからガオガエンが目に止まりました。威嚇+鋼への打点+ねこだましは無限に偉いので迷うことなく採用。
→ガオガエンが確定。
伝説環境はゼルネアスとカイオーガや!!(暴論)をふまえるとカイオーガ対策は必須になるなというところでカイオーガ自体はスカーフやおいかぜ軸での採用が多いらしいため、普通に草タイプを採用するだけではダメそう…先制で草技を振れる都合の良いポケモンなんておるわけが…おったわ!!
→ゴリランダーが確定。
グラススライダーで無振りのカイオーガはしっかり一撃で倒せるゴリランダー様まじイケメン。
ただゴリランダー様に全て任せるのは流石に甘すぎるな…誰か追い風下でもカイオーガを攻撃できるやつはいないのか…?というところから世界最速の男レジエレキをチョイス。こだわりスカーフを巻くことでおいかぜ下でもカイオーガを倒すことができる!すごい!
→レジエレキが確定。
残り2枠は鋼への対策厚くしつつ、電気の一貫性を切れる地面タイプが欲しいな〜というところで威嚇をまけて電気無効の超偉いやつことランドロスをチョイス。
→ランドロスが確定。
ここまでの採用したポケモンで欲しい要素を書き出すと
・ガオガエン以外の炎打点
・特殊方面のデバフ
・鬼火等特性に頼らない物理デバフ
で候補に上がったのが原種ファイヤーとリザードン、ウインディの3匹。3匹の中だとファイヤーがもっとも耐久値に優れ、ランドロスと並んでじしんも押せちゃう点も見逃せないポイントだったので最終的にファイヤー君に決めた!
→ファイヤーが確定。
ウインディは威嚇が3枚目になってしまう点、リザードンはダイマックスしない時のパワー不足を感じて今回は見送る結果に。今後の活躍をお祈り申し上げます。
→完成。よくよく見るとほとんど動物の動物園構築。猫🐈⬛鹿🦌ゴリラ🦍鳥🦅犬🐕レジエレキ
個別解説
ゼルネアス
調整:
H-D:補正ありカイオーガのあめしおふきをダブルダメージで確定耐え
H-B:±0無補正ザシアンのきょじゅうざん耐え
S:+2で最速レジエレキ抜き
C:残り
本構築の伝説枠。ジオコントロールによる積みからの制圧力が魅力。ダイマックスしなくても火力があるため、隣にダイマックスを譲れる点も評価点。相手のリソースが尽きた後半にジオコントロールでまくっていく姿はまさに禁止伝説級の強さ。特殊耐久に関してはジオコントロールで賄うものとしたので物理にゴリゴリに厚くした調整を施している。
ファイヤー
調整:
H-D:
補正あり眼鏡レジエレキの10まんボルトを半減実込みで確定耐え
H-B:
S:
C:ダイバーンで無振りザシアンが高乱数1発
鋼対策枠として入ってきたポケモン。ゼルネアスを伝説枠として採用する上で鋼対策は必須。鋼タイプの技構成に地面技が補完として採用される関係上浮いている炎タイプがほしいという点からファイヤーに白羽の矢が立った。リザードンやウインディが対抗馬だったがデバフをまける点と最も耐久値が高い点を評価してファイヤーを採用。レジエレキ対面でも最低限仕事をするためにソクノの実を持たせマジカルフレイム、鬼火でデバフをまいてもらう役割を担ってもらった。特性プレッシャーは90族のS判定もできるのがポイントでディアルガあたりの配分推定に使える。
ランドロス
175(84)-194(228)-111(4)-×(0)-101(4)-148(188)
ぽけっとふぁんくしょん!
S:+1で最速ザシアン抜き
A:残り
威嚇兼鋼タイプ対策枠。ダイジェットを一回積むことで上からザシアンを縛ることができるのでダイマックスも結構行う。セキタンザン絡みへの回答はコイツしかいないので大切に使うこと。ただセキタンザン+ザシアンみたいな構築に対して初手ダイアースでセキタンザン倒すだと後ろのザシアンに縛られてしまうので多分ダイジェット+エレキネットとかでS関係意識しないといけない。
レジエレキ
H-B:
・補正なしウーラオスのあんこくきょうだ確定耐え(83.4〜99.3%)
・補正ありこだわりハチマキウーラオスのふいうち確定耐え(79.7〜94.4%)
・補正ありタイプ強化アイテム持ちゴリランダーのGF下グラススライダーを確定耐え(80.9〜95.7%)
C:ぶっぱ
S:おいかぜ下最速100族抜き
いつものスカーフレジエレキ。おいかぜ最速カイオーガの上から攻撃できるのでイージーウィンを取れる点がとても偉い。おいかぜスカーフカイオーガは犯罪なのでやめてください。おいかぜスカーフカイオーガが増えるならタスキの方がいいという説もある。またダイジェットを積んだイベルタルやボルトロスあたりを後ろから出して倒していくという役割も。伝説環境になり全体のすばやさがかなりインフレ傾向なのでもう少しSに割いてもいいのかも。
ガオガエン
202(252)-179(220)-111(4)-×(0)-111(4)-84(28)
ぽけっとふぁんくしょん!
伝説戦の最メジャー一般ポケモン。いかくによるデバフ+バークアウト&捨てゼリフのデバフがとても偉いポケモン。今回はランドロスも採用しているので対鋼を睨む駒としての役割を最大限に使えるじゃくてんほけん型で採用した。グラードンカイオーガの最遅すばやさ判定やガオガエンミラー時の配分推測、エレキネットダイジェットでの恩恵を踏まえ若干のS振りをしたのち残りHAに配分しました。
ゴリランダー
ゴリランダー@いのちのたま(グラスメイカー・いじっぱり)
199(188)-193(244)-112(12)-×(0)-91(4)-113(60)
グラススライダー/はたきおとす/ねこだまし/まもる
ぽけっとふぁんくしょん!
H-B:+1ザシアンのきょじゅざん耐え
いつものゴリランダー。いのちのたまを持つことで威嚇込みでも無振りカイオーガを乱数で倒すことができる。このルールのゴリランダーはカイオーガを倒す大役を任させれているのでいつも以上に大切に使いたいため、まもるを採用。メインウェポンのグラススライダーは確定でゼルネアスのサポートにもなるねこだましも確定。サブウェポンを黒バドレックスを重く見てはたきおとすにしていますが10まんばりきも有効な場面があるのでそこはお好みで。
選出例
1.カイオーガ軸
ゴリランダー+レジエレキ
ゼルネアス+@1など
ゴリランダーかレジエレキは必ず選出し、場合によってはゴリランダーダイマックスも視野に入れて戦う。初手にゼルネアスを出すと早いカイオーガかどうかある程度判別できるので相手次第ではゴリランダー+ゼルネアスなんて選出もあり。カミツルギが見えてる場合はファイヤーかガオガエンを後ろに置いておくとなおよし。
2.黒バドレックス軸
ガオガエン+ファイヤー
ゼルネアス+@1など
ガオガエンが黒バドレックスに相性有利なので初手の対面次第だが積極的にダイマックスを切っていってOK。
3.ラプラスザシアン軸
ゴリランダー+レジエレキorファイヤー
ゼルネアス+ガオガエンなど
流行りのラプラスで壁を貼ってザシアンで抜いていく相手への選出例。取り巻きによって出し方が変わるので悩ましいがザシアンを倒すためにはS+1状態でランドロスを立てる、ガオガエンダイマックス、若干削った上でジオコントロールゼルネアスを立てるなどが必要です。どのルートで処理するか意識して手持ちを残す必要があります。
4.ソルガレオ軸
ガオガエン+ファイヤー
ゼルネアス+@1
黒バドレックス軸同様にガオガエンダイマックスをメインに据えて行動します。レイスポス+ソルガレオのような弱点保険系は相手のじならしでガオガエンの弱点保険発動する上、ソルガレオのダイアースをダイマックスガオガエンは耐えるので勇気を出して動かしましょう。
戦績
シーズンの最序盤に2桁タッチ。2/26日現在3桁うろうろするくらい。
おわりに
どうだったでしょうか。新ルール1発目結構しっかりした構築が組めたと思います。世の中がゼルネアスをなめていたので序盤はイージウィンが多くて使ってる側としては最高に楽しかったです。また次のシーズンにお会いしましょう!