どうもあるくです。
シーズン6で使ったオニシズクモ軸の構築のお披露目をしていきたいと思います。順位的には3桁中盤をうろうろするくらいの出来になっています。
構築経緯
を使いたい。
→
で倒せない水タイプに強い第二のエース枠が欲しい。
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鋼ドラゴンタイプのを採用することで水タイプへ打点&耐性を獲得しつつ、が苦手とする最大大手飛行タイプであるところのトゲキッスへの耐性も獲得。
と決まったところで2匹は低速帯〜中速帯なのですばやさのサポートできるポケモンが欲しくなる。
→
言わずと知れた&の組み合わせに加えて素のすばやさが低いだがすばやさを伸ばすと追い風下では100族〜も抜けるのですばやさを伸ばして上から制圧する形で方向性が決定。
ここでを採用したことでと飛行タイプの弱点かぶりになったため、飛行タイプを厚めにケアしたポケモンが欲しい。
→
ここで無理なく環境最強のを加入させることに成功。に強く出れることに加えてへの打点も獲得。
→
ここ4匹で無理な相手を考えるとなど鋼タイプ、のような化石組あたりが厳しい。
鋼・草タイプに厚くしつつ、水タイプへの打点も確保できる汎用性高いポケモンいないかな〜
→
安心安定のロトム。数値もしっかり高く求める要素をしっかり埋めてくれてたので採用。ただより遅い上に側からのダイロックでワンパンチ🤜🤛なので最後の1匹でドラゴン打点とアイアント打点を補充したい。
→
やっぱりガラルはドラパルト環境なんだよなぁ?
化石組をしっかり牽制しつつ、サブウェポンのかえんほうしゃでも上から処理が可能で最も汎用性の高いポケモンということで迷いなくチョイス。
→ で完成!
個別解説
性格:いじっぱり
特性:すいほう
持ち物:しんぴのしずく
実数値:143-134-113-×-152-94
努力値:A252S252
-アクアブレイク
-ギガドレイン
-ワイドガード
-まもる
調整:
ASぶっぱ
今回の構築理由。水タイプの技の威力を2倍にする唯一無二の強力な特性を持つポケモン。なんとダイマックスダイストリームでH252ダイバンギラスを確定一発にできる水タイプ界のゴリラ🦍
使ってみた感想としては動けばとても強いが弱点の岩も相まってダイマックスしない展開だと怯みに怯えないといけないのでサポートが大切って感じ。等倍相手はゴリゴリ水技で削れるのは非常に気持ちよく、環境にあまりいないポケモンなので相手が耐えると思って動かしているバンギラス、他水タイプ弱点のダイマックスポケモンを刈り取っていけたのが偉かった。
技構成に関してはアクアブレイクは確定。トリトドンに詰まないようにギガドレインも準確定。残りの2つは自由枠という感じなのだが…攻撃の能力が特性依存なのでサブウェポンの火力が貧弱すぎて水タイプの技以外を打っている試合は実質負けみたいなところがある。ダイマックスの追加効果目当てで採用する以外は補助技を選ぶ方が個人的には強いかな?という認識。
泣く泣く選ぶ補助技のレパートリーとして個人的に一番マシだと思うのがワイドカードでこのオニシズクモというポケモン無限に範囲技(特にいわなだれ)を呼ぶのである。
ダイマックス環境になって全く警戒されない技なので結構切り返しに使えてよかったなぁと思います。
ただワイドガードという技自体はかなり弱いと思っていて連打しても正直アドバンテージを稼げないのでS操作よろしく縛りの解除やS操作など盤面の切り返しとセットで使うことを意識したいと使ってて思いました。
あとワイドガード→まもるは失敗することがあるので忘れないように(1敗)
★特殊型で使用した初期Verを喰い断さんに使っていただきました。
www.youtube.com
★ボツ枠:なかまづくり
C50の水タイプ技でこの威力なら特攻お化けであるアシレーヌをトリックルーム下ですいほうにしたら最強では??というところから実は構築作成したことも。なんとこのなかまづくりという技ダイマックスポケモンに無効化されてしまうのである……解散!!!!散!!!
このなかまづくりの仕様を理解した上で有効に使おうと思うと交代だしからなかまづくりを当てたり等の工夫が必要でなかなかに難易度が高い。アシレーヌの他のポケモンにもなかまづくりをしてみたりもしてみたところ一番マシだったのはナットレイ。
このすいほうという特性水タイプになるわけではなく、炎タイプの技の威力を半減する特性なので草鋼の優秀なタイプを維持しつつ、ナットレイの炎弱点を2倍まで抑えることができる。
(まあ味方になかまづくりを詰めの段階で打てるかというと…)
ジュラルドン
性格:ひかえめ
特性:すじがねいり
持ち物:いのちのたま
実数値:173-×-135-189-71-109
努力値:H220C252D4S32
-りゅうせいぐん
-てっていこうせん
-かみなり
-あくのはどう
調整:
H:残り
C:ぶっぱ
S:追い風下で最速ドラパルト抜き
オニシズクモの相棒として採用されたガラルのディアルガ。当初のコンセプトはどこへやらオニシズクモを抑えて圧倒的に高いダイマックス率。当初は10まんボルトやラスターカノンでの採用だったがあまりにダイマックス率が高いので火力優先で技をてっていこうせん、かみなりに変更した。火力重視の配分にしたのでかなり広くの相手に大ダメージを与えられる。特筆すべきポイントは手助け+ダイアークで大体のH252サマヨールを確定1発とれるあたり。
性格:おくびょう
特性:いたずらごころ
持ち物:きあいのタスキ
実数値:135-×-105-129-95-184
努力値:CS252
-ムーンフォース
-てだすけ
-おいかぜ
-あまえる
みんな大好きエルフーン。オーソドックスな配分と持ち物でそんなに語ることはないがサイコフィールドガバガバナンスや悪タイプ忘れていたヤーツ防止の為、うそなきではなくててだすけを採用。ダメージUP倍率自体はうそなきに負けるものの優先度が高い点、物理特殊どちらでも強化できる点を強く評価してこちらに。うそなきは累積するのが強いので好みの問題だと思います。あまえるはドリュウズ重たい問題への回答として採用。バンギラスドリュウズで出された際にドリュウズを置物にできる点が強く、バンギラスはこちらのオニシズクモでワンパンチ🤜🤛できるので一気に試合を決めれることも多かった。
性格:いじっぱり
特性:すなおこし
持ち物:じゃくてんほけん
実数値:202-199-130-×-120-92
努力値:H212A212S84
-いわなだれ
-かみくだく
-ばかぢから
-まもる
こちらもオーソドックスな保険加入バンギラス。対晴れ、対飛行タイプを睨む駒として採用。技構成も一般的なものでこのパーティで唯一の格闘技持ちなのでカビゴンあたり相手には必ず選出する必要がある。またドラパルトセキタンザンに関してはバンギラスエルフーンで対応するのでそこらへんの相手の受け持ちもしてくれる。
性格:ひかえめ
特性:ふゆう
持ち物:ラムのみ
実数値:157-×-127-172-127-107
努力値:H252C252S4
-オーバーヒート
-10まんボルト
-あくのはどう
-サイドチェンジ
調整:
S:追い風下ドラパルト抜き
環境であんまり見ないヒートロトム。岩技が弱点で弱点をつかれやすい関係上、実質的に他のロトム種よりは耐久値を低く感じるものの炎電気の広い攻撃範囲で出したらしっかり仕事をしてくれるポケモン。流行りのナットレイに強い上にフシギバナ絡みの晴れパーティに対して持ち物のラムのみも相まって強く出れるところがとても偉い。かなり横の相性補完が取れているので無理やり盤面を切り返す技としてサイドチェンジもかなり便利だった。
ドラパルト
性格:いじっぱり
特性:クリアボディ
持ち物:たつじんのおび
実数値:179-189-95-×-95-179
努力値:H124A252S132
-ゴーストダイブ
-ドラゴンアロー
-かえんほうしゃ
-まもる
調整:
S:最速アイアント(110族)抜き
ガラルの過労死枠。技のレパートリーが豊富でいろんな仕事をこなすことができる便利屋枠。型の種類が多い関係で相手にいろんなケアを強要できるところもGOOD。今回はウオノドラゴン、パッチラゴン、アイアントをあたりを見つつ、汎用性を落とさないポケモンとして採用した。環境のアイアントが減ってるところから対策を切ってかえんほうしゃあたりをダイビングやそらをとぶあたりにするとダイマックス適正をあげられていいかもしれない。またジュラルドン、バンギラスが格闘弱点なので格闘打点の一貫を切るのにも一役買っていたり、ほろびのうた耐性や猫騙し耐性等細かい要素を拾ってくれる万能ポケモン。
選出
①基本選出
+
@2
基本選出。ジュラルドンが一番幅広く対応ができるポケモンで組み立ての軸として非常な優秀。
②対晴れパ
+()
@2
特にフシギバナがらみの晴れパーティに関してはヒートロトムの使い方がポイントになる。天候変更要因としてバンギラスもぜひ連れていきたい。
③対ドラパセキタンザン
+
@2
物理のセキタンザンに関してはセキタンザン方向にあまえるを打ちながらバンギラスで相手を倒していけば大体なんとかなる。特殊型のセキタンザンも一定数いるものの、その場合はバンギラスが攻撃を耐えるのでダイロックをぶち込めばそこそこ分の良い撃ち合いに持ち込める。
終わりに
どうだったでしょうか?今回は珍しく使いたいポケモンから構築を始めて組んでみました。割と使いたい並び、組み合わせから構築を着想するので個人的にははじめての試みでした。相性補完ももちろん大事なんですが、このポケットモンスターというゲームは相手をたおすゲームなので倒せない相手を倒せるポケモンを採用していく構築の流れが良かったのかもしれません。オニシズクモ自体は結構ピーキーな感じの性能だったもののしっかり取り巻きを固めることでオニシズクモ自体をしっかり選出していける構築に仕上がったと思います。
また次のシーズンでお会いしましょう(*'∀'人)